地方自治体の持つ公共施設の中には、例えば、閉校になった小学校や幼稚園など、いくつか遊休化(施設が利用されずにいること)しているものがあります。
大分県豊後高田市の都甲地区。
ここにも、2014年に閉校となった旧都甲幼稚園の建物が残っています。平屋建ての小さな幼稚園です。
この空間をリノベーションして、小さなパン屋さんをオープンするプロジェクトが豊後高田市様と「国産小麦と天然酵母のHIBINO(以下、HIBINO)」さんにて行われました。
地方自治体の持つ公共施設の中には、例えば、閉校になった小学校や幼稚園など、いくつか遊休化(施設が利用されずにいること)しているものがあります。
大分県豊後高田市の都甲地区。
ここにも、2014年に閉校となった旧都甲幼稚園の建物が残っています。平屋建ての小さな幼稚園です。
この空間をリノベーションして、小さなパン屋さんをオープンするプロジェクトが豊後高田市様と「国産小麦と天然酵母のHIBINO(以下、HIBINO)」さんにて行われました。
HIBINOの店主杉田さんは、以前は別府市中心部に店を出されておりましたが、休日でも、外で焼くパンのワークショップをされるなど、広い場所や、自然に囲まれた場所でパンを焼きたいという思いがありました。
また、豊後高田市でも、公共施設が老朽化していて、活用されなくなった公共不動産をどうするかということが、役所の中でも課題となっていました。
大分のオーガニックマーケットでもいつも行列ができるパン屋さんです。
そこで、この豊後高田市の中にある、幼稚園(昭和61年建築の平屋)を使ってパンが焼けるお店にならないかというプロジェクトが行われました。
付近の住民の方や役所の方々の協力も得て、完成した豊後高田市での「HIBINO」では、新たにパートの方を雇用することができました。
また、周辺に小麦畑があったこともあり、この地域で取れた小麦を使ったパン作りやピザ窯づくりも始まり、前までは使われていなかった幼稚園が地域の拠点の一つとなろうとしています。